血流が滞っていませんか? 【2019/10/07】
2019/10/07
◆セルフチェックしよう
血液は体中を巡りながら、呼吸で取り込んだ酸素や食事から取った栄養を全身の細胞に運ぶほか、細胞から老廃物を回収しています。ストレスや脂っこい食事、運動不足などが続くと血液中に悪玉コレステロールが増え、血液が流れにくくなります。血流が悪化すると体が冷えてさらに血流が悪くなるという悪循環に陥り、体の痛みなどさまざまな不調、疾患を引き起こすのです。
さらに、動脈硬化が起きると、心臓病や脳卒中の原因にもなります。「舌の裏の静脈が青黒く浮き出ている」「目の下にクマが出やすい」「ふくらはぎがむくみやすい」といった症状は、血流が悪化している兆候なので注意が必要です。
◆血流を改善する習慣
血液をスムーズに流すためには、まずは体を温めることが大切。特に、代謝に不可欠な内臓があるおなかを温めると良いでしょう。食事は血液をサラサラにする効果が期待できる青魚、タマネギ、ニンニクなどを積極的に取るのがおすすめ。
また、適度な運動をしたり、下半身の血液を心臓へ送る役割を果たすふくらはぎをマッサージしたりといった習慣で、血流の改善に役立ててください。