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ちまき

      2019/07/31

粽(ちまき)というと、一般的に考えて菖蒲の節句の食べ物として知られていますね。この季節、京都で粽といえば、祇園祭の粽と相場は決まっています。厄除けの縁起物として、各鉾や山で配られているというか、売られているものです。

もちろん、縁起物なので食べることはできませんが、ちょっと前だったか「粽を開けてみたけど食べられなかった。詐欺だ」という、まあ、詐欺だという言葉があったかどうか忘れましたけど、お祭りを知らない人から抗議があったことがあります。それに反応したのかどうかな知りませんが、ある和菓子屋さんが食べられるものを作ったというニュースがあったのを覚えています。今でもそれがあるのかどうかはわかりませんが。なぜこの話を持ち出したかというと、「祇園祭の山鉾町のちまきは、かつて食べられる贈答品だったが、明治時代以降に食べられない厄よけの縁起物となり、広く授与されるようになったと考察した」という研究を京都文化博物館の学芸員の方が、発表されたと地元新聞に出ていたからです。明治以降ということは200年も経っていないということですし、なにか言い伝えが残っていてもいいのかなと思いますが。食べられる贈答品の粽というのは、関係者に配っていたのではないかということと、今でもある鉾が巡航する時に粽を投げるという行為は余ったものを配ったのではないかということです。この辺り「餅まき」に似ているような気もしますが。まあ、とりあえず、近年では縁起物としての粽が主流となっているようです。時代と共に変わっているんだなあと思いますが。

1ヶ月続いた祇園祭も、今日で終わります。意外と長いんですよね、祇園祭は。これで氏子の皆さんは、忌避物でもあったキュウリを食べることができる?ということになります。来年は粽投げの粽は食べられるものになれば、ちょっと面白いかなあと思ったりします。

ちまき

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