歯周病の放置は禁物! 【2019/01/08】
2019/01/08
◆糖尿病や心筋梗塞を招くことも
成人の大半がかかるといわれる歯周病。自覚症状が少ないため軽視されがちですが、放置して重症になると歯を失うだけでなく、糖尿病や心筋梗塞のリスクまで高まるそうです。
初期の段階なら、歯垢(しこう)や歯石を取り除くことで治すことができます。「歯磨き中に出血する」「歯茎に赤くはれた部分がある」「歯が動く」といった症状がある場合は、歯科医院を受診しましょう。
◆生活習慣を改善
喫煙や、疲労、ストレスをためやすい、よくかまずに食べるといった習慣は、歯周病につながります。こうした生活習慣がある人はすぐに改善しましょう。予防で最も大切なのは、口の中
を清潔に保つこと。毎日の丁寧な歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウオッシュの使用などを継続してください。しかし、予防を徹底していても、歯と歯茎の間に歯垢がたまり、硬い歯石になってしまいます。歯石は歯磨きだけでは取り除くことができません。歯科医院で定期的な清掃(デンタルクリーニング)を受けて、歯茎と全身の健康を守りましょう。