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主要農作物種子

      2018/06/26

「主要農作物種子法」ってご存知でしたか?実は私も全然知らなくて、あるwebのニュースサイトで知りました。全部で8条しかない短い法律なんだそうです。で、これが廃止されるということで、廃止には衆参両院で合わせて12時間という審議時間だったとか。

主要農作物というのは稲、大豆、はだか麦、小麦、大麦のことで、つまり主食系ですね。あるものはほとんどが輸入に頼っているのかもしれませんけど、この法律ができたのは1952年の5月だそうで、サンフランシスコ講和条約が発行し仕立て、日本が主権を取り戻した年ですね。なぜ、この法律ができたのか。第2次大戦末期には食料を作るのに、多くの穀物が供出されたわけで、全く種を取る余裕がなかったそうなのです。このあたりはちょっと前に流行ったアニメ「この世界の片隅に」などをご覧になった方には、わかり易いかもしれませんね。種がないと、穀物は作れないわけでこの法律に基づいて「都道府県は、その土地の気候風土に合った奨励品種を定め、公費を使って作出し、その種子を安く農家に提供し続けてきた」というわけです。まあ、これがなくなったからと言って、すぐに困ることはないのかもしれませんけど、「農業競争力強化プログラム」という国の方針(昨今流行りの成長戦略といものらしいです)で「原原種」と呼ばれるのもから増殖して作られる「原種」と言われるものまでも「<地方公共団体中心のシステム>である種子法が、民間の開発意欲を阻害していた」という理由で「戦略物資である種子・種苗については、国は、国家戦略・知財戦略として、民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築する」という名のもとで廃止されたようです。こういった種は全世界でわずか8社が趣旨の売上全体の80%を締めているということですが。これってどうなんでそうか?もうちょっと消費者としても、詳しく勉強する必要があるかもしれませんね。

市場原理もあるでしょうけど、どうも野菜や穀物の多様性を阻害するようになってきているような気がしませんか?人参は西洋人参だけで、金時人参はなくなってしまうかもしれませんね。何でも競争原理で、大切にするものを守らなくても良いんでしょうか?

大豆

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