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花火を楽しむ 【2016/08/05】

      2016/08/05

日本の夏の風物詩といえば花火大会。毎年約5千近くの花火大会が全国で開催され、数え切れないほどの花火が夜空を彩ります。
球体に開くのが特徴の日本の花火は、世界でもっとも美しいといわれています。

◆花火の歴史

花火のルーツは、紀元前の古代中国。秦の始皇帝の時代に万里の長城で通信手段として使われた「のろし」にまでさかのぼります。近代的な花火の歴史は14世紀イタリアで始まったといわれています。
日本へは16世紀の戦国時代に鉄砲とともに火薬が伝えられ、合戦の合図である「のろし」に使われました。日本で記録に残る花火第1号は、1589(天正17)年、伊達正宗が米沢城で観賞した花火といわれ、1613(慶長18)年には徳川家康も駿府城で花火見物をしたという記録があります。日本初の花火大会は1733(享保18)年に両国橋近辺で催された「両国川開き花火」といわれています。
江戸時代には、専業の花火業者が江戸幕府の御用達に。明治時代には、オレンジ色だけではなく多彩な色の花火が登場しました。近年では、打ち上げのタイミングをコンピューターでコントロールする仕組みが主流です。

◆職人技が光る日本の花火

日本の花火は世界一精巧で華麗といわれています。上下左右どこから見ても同じ美しさを完璧に保って、真ん丸く花開きます。球状の花火は日本独自のもので、これを可能にしているのが球体の花火玉。玉の中には「星」と呼ばれる火薬玉が層を作る形できっちりと並べられています。一つひとつが手作りで、職人たちの匠の技が受け継がれ今日に至っています。

◆花火の大きさ

花火玉は大きさによって号数で表わされ、2.5号から最大40号まで、さまざまなものが作られています。号数が大きくなれば上空で開いたときの直径も大きくなります。
普通の花火大会でよく使われる5号玉で、開いた時の高さが200m、直径が150mほど。10号玉になると高さが300m、直径が280mにもなります。

花火を楽しむ

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