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ご存知ですか? 嗅覚障がい 【2016/06/23】

      2016/06/23

鼻が詰まっているわけでもないのに、鼻が利かなくなる嗅覚(きゅうかく)障がい。治療が遅くなり、悪化すると慢性的に食べ物の味が分かりづらくなるなど、生活の質の低下を招くこともあります。

においを感じる仕組み

地球上に、においを持つ化合物は40万種類もあるといわれ、そのなかで人間が感じることができるのは数千程度と考えられています。そして人間は、それを鼻の粘膜全体で感じるのではなく、鼻の奥にある「嗅粘膜」の嗅細胞によって感知しています。この嗅細胞ににおい物質が付着し、嗅神経が刺激されて、その情報が大脳に伝わることで、私たちはに
おいを感じています。嗅覚障がいというのは、この経路のどこかに支障をきたし、においを感じることができなくなってしまう病気です。

日常生活に大きく影響

視覚や聴覚と比べると、日常生活への影響は少なく思われがちですが、嗅覚を失うと、生活のクオリティーは大きく低下します。人がおいしいと感じるのは味覚だけでなく、においや見た目、かむ音、歯触りなどが複雑にからみあっているものです。なかでも、嗅覚と味覚は関係が深く、嗅覚が衰えると味を感じにくくなる傾向があります。食欲がなくなったり、料理の味付けが濃くなったりしたことを家族に指摘され、嗅覚障がいに気づくケースもあります。

早期治療が肝心

嗅覚障がいの治療法としては、原因になっている疾患の治療を行うことが大切になります。
嗅粘膜性による障がいは、治療が早ければ回復する確率が高くなります。ところが、風邪の延長と勘違いして治療が遅れるケースも多く、風邪が治って2~3日たってもにおいを感じなければ、早めに受診することが何より大切です。

ご存知ですか? 嗅覚障がい

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