手作り弁当での食中毒を防ぐポイント 【2016/06/22】
2016/06/22
休日の家族や友人とのお出かけ時、また通学、通園時の手作り弁当はお昼の楽しみですね。ただし、この季節ならではの食中毒に関する注意点を守りましょう。梅雨時季に食中毒を引き起こすのは主に腸管出血性大腸菌(O157)やカンピロバクター、サルモネラなどの細菌。菌は、『付けない、増やさない、殺菌』が基本です。
水分が原因
水分が傷みの原因になるので、煮物やおひたし、和え物など汁気が多いおかずはできれば避けましょう。入れる場合はしっかり水分を切ること。片栗粉でとろみをつけたり、かつお節やすりごまなどをまぶして水分を吸わせたりしてもよいでしょう。から揚げや炒め物など、水分が出にくいおかずを利用しましょう。
必ず中まで火を通す
おにぎりは必ず調理用の手袋をするかラップを使って握り、ハムやソーセージなどの加工食品や、ちくわ、かまぼこなど練り製品も傷みやすいのでしっかり加熱しましょう。おかずはできるだけ当日朝につくること。前日に作った場合は再度加熱して。
しっかり冷ます
作ったおかずは、しっかりと冷ましてからフタをすること。温かいままフタをすると、フタのうらに水分がついて傷みの原因に。
おかずは仕切る
おかず同士がくっついているところから傷み始めるので、おかずは仕切って詰めること。ただし、レタスなど生野菜で仕切るのは水分が傷みの原因になるので避け、アルミホイルやカップを使用するとよいでしょう。